共有

2013年9月20日金曜日

614:大事なのは得られた情報の真贋を見極める目利きのような洞察力(まとめ)の巻

毎度どうも、さいたまの孤高のωブロガーこと、ひろさの(@Hirosano)です。

久々に名乗ってみたけど、忘れてないよね?

ここ最近はらしくないエントリーが続いており、ボク以外の誰かが寄稿してくれてるゴーストライター疑惑がまことしやかに流布してるとかしてないとか......。

なぁ〜んて、そんなことはありゃしないんですが、なんせ慣れないことを始めちゃったもんでそろそろお疲れ気味なんです。

なので、初心のスタイルに戻して、そろそろまとめに入ってみたいかと、そんな風に考えているんですが、上手くまとめられるかちょっと不安。

ここ最近ボクが感じている違和感の原因は、ボクの嗜好の範囲が以前よりも更に広がってしまったことが多分に影響している感はあるのですよ。

春先からのGoogleリーダーの廃止宣告を受けてFeedlyに移行するまでの間、そのごく僅かな間に購読するRSSフィードをのべつ幕無しに増やし続けた結果、それまで購読していたブログとは異なる新しい世界に引き込まれてしまったのが主な原因で、それら新しき世界の住人達がボクの思考に大きな刺激を与えてくれた、とでも言ったらいいんですかね。

まぁ、こちらが勝手に読んでるだけですから、勝手に影響を受けただけで、その方々にはなんの非もないんですけどね。

でも、それが今回のワケわからんエントリーたちに繋がっていることだけは確かなんですわ。

なんせ影響を受けやすい感受性豊かなお年頃なんでね♡

まぁ、そうは言っても、実はそれまでも常々感じていたけど口には出せなかった違和感ではあるんですよ。

今回は、そんな違和感の原因らしきものがなんなのか?思いつくままに雑駁と書き連ねて行きたいと思います、はい。


例えば、格言のようにブロガー界隈で言われている「ブログにはネガティヴな事は書かない方が良い」っていうアレ。

「ブログに批判的な事を書くと炎上して、それで得られた瞬間最大風速のPage Viewで己の力量を過信し、どんどんエスカレートして取り返しのつかない事になる」と、そんな感じのことだったかと記憶してるんだが、こういう迷信みたいな不文律がこの世界にはある。

ブロガーでもない方々にはホントに申し訳ないんだが、そんなルールみたいなもんがあるんだと思って下さい。

そんなルールが密かにあるもんだから、ブロガーの皆さんかなり慎重になってらっしゃるみたいで、このブログ界隈のご近所付き合いってのは、互助会や自治会も真っ青になるくらい和気藹々としてのほほ〜んとした牧歌的な雰囲気に包まれてるんだな。

もうね、自分が如何に賤しい人間かってことがまざまざと解るくらい、皆さん優等生然として仲良くしていらっしゃる。

どんな時も他人を貶めない。否定的な事は書かない。そんなのは当たり前。

誰のブログでも褒める(褒められないブログには触れてもくれない)し、誰の行いも「イイね!」だし、ブロガー同志は仲良くするのが当たり前で、お互い助け合って「みんなで仲良く手に手を取り合って高みを目指そう! ( • ̀ω•́ )✧キラーン!」ってな雰囲気に満ち溢れてるんですわ。

ブロガーに贈るブロガーのためのブログ記事なんてのが多いのも、そのためなんかね?

ブロガー以外の読者が観たら、何のこっちゃ解らん内容も多々あるよね。ボクも一時期書いてたけど。

そんな暗黙の了解のような決まり事がある、お行儀の良いお坊ちゃんお嬢ちゃんばかりの世界だと、ボクみたいなハンパもんは何となく息苦しいんですな。及第点も貰えない劣等生からしてみると、もう眩しくて目も開けてらんないくらい。

別の言い方をすると、なんか嘘っぽいというか、そこまでつるまなくてもイイんじゃないか?とか、言いたいことも言えないそんな世の中じゃ......ポ○ズン!っていう感じがするのよ。

そりゃあね、「個人を名指しで誹謗中傷したり、攻撃的に罵詈雑言を浴びせるのは如何なものか?」と、こんなボクだって思ってるよ。

そんな誰かを貶めるようなブログは書いちゃいけないと心の底から思う一方で、「たとえ語り口や表現は美しくマトモだとしても、実はただ単なる綺麗事を並べただけの薄っぺらな記事を書くブログなんてのはどうなんですかね?」とも思うんだな。

目に見えない深層で意図的に何かを扇動するような目的を持っているのか、単なる知識不足・経験不足かなんだかであり得ない妄言を吐いているのか、そんな事は知りもしないし知りたくもないが、明らかに世の常識からはかけ離れているインパクト重視なだけのブログを書いて、その方面に対する知見がまだまだ足りない人々を洗脳するような行動を取っている、そんな気がしてならない輩を平気でこの世の中に蔓延らせて放置しておくことは善行なんだろうかね?

そんな輩について言及することも禁じてるルールなんだろうか、あれは?

ありもしない夢物語をまるでリアルな現実のように騙る自称「プロ」と思しきブロガーの書く記事や、その言動にあっさりと騙され流される人たちを、何とかしてこちら側のマトモな世界に戻してやりたいなんていう余計なお世話も焼きたくならないか?

いや、別にならないなら、ならないでイイんですけど。

あえて火中の栗を拾う必要はないから。だって熱そうだし。

ボク自身はそこまで善人ではないし、そもそもそんな力も持ってないにしても、なぜかそういう厚顔無恥な輩には一言物申さずにはいられないタチで、いつか独り決起集会でも興して......いや、独りだから集会にもならないか。

もとい、独り血気盛んに竹槍一本でも特攻する気構えだけは忘れちゃいけないと、でもそんな気持ちは密かに地下に潜伏させつつ、表面的には何のお得感もないレポーター気取りの日記みたいなブログを書いて、世間の反応や様子なんかを伺っておったというのが、ここ数ヶ月の間に自らに課した課題だった。

だって、あれ楽なんだもん。

写真撮ってペタペタ張ってコメント書けば、いっぱしのブログっぽくなるでしょ。

あんなんだったら誰でも書ける、そう思ってるでしょ?

でもね、これがストレスの原因っぽい。

別に誰に頼まれたワケでもなく自分で始めたことだから、すでにその犯人は自らの気持ちを隠匿したボク自身であるワケで、主犯であり共犯でもあり被害者でもあるというワケわからん事態(ドツボ)に陥ってるんだろうな(笑)。

ただね、やはり普通のブロガーさんたちは、そんなおかしな事になってるこの世界には一切言及しないし、見て見ぬ振りか、もしくは見てないみたいなんだよね。

だから「いつかボクがっ!」と思いつつ、なかなかその踏ん切りがつかずに、ただただ時だけが過ぎて行く......。

そんな悶々とした憂鬱な日々を過ごしておりましたら、開眼するようなブログ記事に出会いましてね。

何かを肯定するということは、その他を否定するということ - バンブルビー通信
逆説的な結論に至ったこの方の記事を読んで、ボクも一筋の光明を感じ取りました。

特に感銘を受けたのは「何かを肯定するということは、その他を否定するということなんだ」という一言。

このブログ主の方は、最後にこう仰ってます。

僕は他人からいい人だと思われたくて毒を吐かないのではなく、自分が嫌な気持ちになりたくないからブログで毒を吐かないというだけです。なので、僕はこれからも自分にとって居心地のいいブログを作っていきたいと思います。
確かにね、ブログを書くこちらの気分的には、書きたくもないおべんちゃらだらけの記事を書くくらいなら、自分の書きたいことを書きたい時に書きたいだけ書くのが精神衛生的にもよろしいわな。

それに、何かを肯定してもその裏でその逆を否定することに繋がるんであれば、気然とした態度で堂々と「ボクはこう思うんだが、あなたがどう思うかなんてことは知ったこっちゃねぇ!」ってな信条で、思いっきり好きなことを書くべきなんじゃないかと、そう思ってしまったワケ。

悟ったことは一緒でも、結論は真逆になっちゃったんだな、これが(笑)。

確かにネットの世界では誰もが情報発信者になり得て、あーだこーだと好き勝手な事をダラダラ垂れ流す自由がある。取り締まりがあるわけじゃないから、秩序もないっていうか。

別にブログ書くのに免許がいるとか資格試験があるとかじゃないからね。

好きな時に好きな話を書いて公開することができるってのがお手軽お気軽である反面、そんな混沌とした無秩序な世界が地平線までダーっと広がってる果てなき荒野なんす、この世界は。

そんなブログの世界には、面白おかしい話を皆さんに喜んでいただこうって人がいたり、最新のニュースをタイムリーに発信してくれるボランティアだかNPO法人だかよくわからない親切な方がいたり、箸にも棒にもかからない日記を公開するだけの自己満足完結型の変な輩がいたり、いろんな方々がいらっしゃる。

もちろんブロガーの中には営利目的で何がしらの宣伝行為(ブランディング)をしてる人もいますよ、そりゃもう必死なくらい。

アフェリエイトなんてのは、もちろんやってて当たり前で、それ以外に自らの提供する何がしかを喧伝する人だってゴマンといらっしゃる。

ブログを宣伝広告代わりに使うなんてのは、まだわかりやすい方だし、その手は誰もが思いつくし、やって当たり前だからいいんです。そこを否定するつもりはサラサラございません。

持論を展開するのも大いに結構。それを相手に押し付けなければね。

けどね、他人や企業のサービスやら製品やらをやたらめったら持ち上げて紹介して絶賛する記事なんてのは、それ以上に存在してて、そのブロガーさんが「実際にそれを使ってみて褒めちぎってるのか?」はたまた「裏で袖の下を貰ってるから、疑わしいくらい持ち上げる太鼓持ちブログを書いてるのか?」なんてことは誰にも判らないんだよね。

だって、書いてるブロガーさんをリアルには知らないし、例え知ってたとしても、そこまで深い意図を見抜けるとは限らんでしょ。

だから、読んでる側としては、話半分でやり過ごした方が無難だってことも忘れちゃいけないと思うんですよ。

そうしないと、読み手側が一方的に被害を被る単なるお人好しになっちゃうんじゃないかとね。

だから、この一連の流れの結論が、今回のタイトルにある『大事なのは得られた情報の真贋を見極める目利きのような洞察力』ってところに繋がる。

顔写真や実名を公開することで購読者に安心感を与えつつ、如何にも善人ヅラして人の良さを醸し出しつつ、優しい語り口で購読者を安心させる雰囲気を漂わせつつ、綺麗事を並べ立てて他人を貶めようと意図してるブログなんてのもあるかもしれないじゃない?

いやね、ボクが誰かに騙されたとか、罠に引っ掛けられたなんて事実は一切ないんですよ。

それに、よくある陰謀論とかってのも別に好きじゃないんだが、「よくよく考えてみたら裏ではあんなことやこんなことしてんじゃね〜の?」ってな疑心暗鬼に充ち満ちた妄想が「あは、膨らんできちゃった♡」なんて頭を擡げてきて、自分でも制御不能に陥るくらい暴走を始めてしまいそうな状態、危険信号みたいなものがフツフツと止め処なく湧き溢れてくるんだよなぁ。

大して高性能なセンサーではないと思うんだけどね、ロートルだし。

うーんそうだなぁ、ここ半年くらいはそんな状態が続いてるんじゃないかな。別に心を病んでるとか、辛いことがあり過ぎてまいってるとか、そんなんじゃないんだけど(誤解しないように)。

「オオカミが来たー!」なんて嘘を大声で叫ぶつもりはなくて、漫然とそんなあり得るかあり得ないか判らない事を考えていたら、「ひょっとしたら、この世界にはそんなリスクがかなり内在されてるんじゃないか?」ってことをここで表現してみたくなって、その踏ん切りがついたから、書いてみたまでです。

ネットで好き勝手に情報を発信する輩が各々好き勝手なことを書くんだったら、それを購読する側もある程度の自己防衛策として、未然に事故に巻き込まるのを防ぐ手だてが必要だなぁ〜なんて思うわけですよ。

書き手が何を書くのも勝手なら、読む側がそれを読むのも読まないのも勝手なんで、数多あるブログやニュースの中から自分に必要な情報だけを取捨選択する技量が必要になってくるんじゃないかな?って。

聡明で利発なあなた方なら「そんなことは解ってるよ!」ってお思いかもしれませんがね。

かなり前から気になってたもんですから、今回、あなたにだけそっと囁いておこうと思い立ちましてね。

少しでも「あれれ?」と感じたら、その違和感は何なのか、矛盾点はないのか、自分の考えや感性と合うのか合わないのか、そんなことを考えながら、自らに必要な情報だけを選別してインプットした方が無難ですよ!っていう他愛もないお話でした。

みなさんも自己責任で十分にお気をつけあそばせ♡

......ちなみにね、こんなことを書くと他のブロガーさんたちが「おれのことか?」とか「あたしのこと?」なんて勘違いなさって、ボクとこのブログなんか一切相手にしなくなるというリスクを冒してるってことは、薄々感づいていらっしゃるかと。

「ブロガー界から抹殺されちゃう!」なんて可能性も否定出来ない......。あ、それこそ単なる妄想か!

そんな事は十分承知してるからね。それでも書くんです。

だから、だいぶ以前から孤高のωブロガーって名乗ってるでしょ?

あれはね、ひとり孤独に、でも誇り高く、自分の気持ちに正直に生きていく!と決意した証なんです。

ある日、Twitterでこんな名言がある事を知った。

孤独に強い人とは、人や社会との関係を積極的に保ちながら、ほかに支配されず、自由な自分を保てる人ということです。
言いかえれば、「自律」できている人ということです。

『30歳からの自分磨き』 (井上 和子 著/三笠書房) より
こういう人にボクはなりたひ。

他のブロガーさんたちとは、ブロガーとしてはとある分岐点から歩んで行く道が違っちゃってると思ってるんでね。

最初のアレは、それ故の決別宣言であり、独り我が道を行くボク自身へと贈るエールだったってワケ。

真☆煩悩の赴くままに: 609:【戯れ言】正しさの判断基準とは?の巻
おかしくなり始めたこの回から、そういう伏線を張っていたということ。

ボクは自分の信じた道を行き、孤高のωブロガーとして野垂れ死にでも孤独死でも過労死でもなんでもしたいと思います。

実際に死ぬわけじゃあるまいし、それで本望!

ここに書けないことも多いんでね。ハッキリと何かを指して否定してる風には見えないと思うんだが、真意か知りたいという奇特な方がいらっしゃったら、飲みにでも行きましょうか。

活字として記録に残らないんだったら、いくらでもお話ししますんで(笑)。

ってなことで、今回はここまでっ!

(おわり)

0 件のコメント:

コメントを投稿